周年事例

仕事の“つながり”を絵本で伝える ドコモCSの5周年施策

(前列)左から 端末アフター部  後藤 志帆様 販売事業部 廣井 理絵様 経営企画部 佐藤 友梨様(後列)左から経営企画部 小林 貴紀様 経営企画部 瀬戸口 真朗様 新潟支店 石塚 悟様(オンライン参加)
当日参加できなかったメンバー(上から)経営企画部松本和則様 法人営業本部 津田豊様 営業支援事業部 肥後百恵様

株式会社ドコモCSは、「ドコモエンジニアリング」「ドコモ・サービス」「ドコモ・モバイル」「ドコモ・ビジネスネット」の4社がひとつとなり、2014年7月1日に発足。ドコモのコンシューマ営業から法人営業、通信ネットワーク設備の建設・保守、アフターサポートまで、幅広い事業を展開しています。2019年、発足から5周年の記念日に向けていくつかの周年施策を展開し、その中の一つとして一冊の絵本が製作されました。プロジェクトメンバーのみなさまに、絵本に込めた想いを伺いました。

4社がひとつになり、一体感の醸成が課題
“つながり”をテーマに施策を展開

廣井様 ドコモCSは、ドコモグループの4社がひとつになり、発足した会社です。その発足の背景から、ドコモCSとしての一体感がなかなか得難いという課題がありました。例えば、一社化前にドコモショップの事業を担当していた私で言えば、一社化後も業務はほとんど変わらず、電話に出る時の社名が変わったというぐらい。他の組織との業務的・人的交流もあまりなかったので、旧社ごとの見えない“壁”があったのです。
そんな中で迎える5周年では、周年施策を通してドコモCSとして一体感を醸成するのが大きな目的でした。もともとドコモCSには、仕事・仲間・明日の自分とのつながりを大切にする想いとして、「CS Value」がありました。会社として社員に大切にしてほしい価値基準です。その「CS Value」を、社員が自ら具現化し一体感を醸成するために、“仕事のつながり”をメインテーマとした施策を展開することに決定しました。その中で、テーマに則した施策を実行するために、私たちのチームが結成されました。

施策打ち合わせの様子

誰にでもわかりやすく伝えるには?
手書きの温もりに満ちた絵本に決定!

廣井様 「まずは業務を知り、お互いを知り、“つながり”を感じてほしい」。それがチームメンバーの一致した想いでした。

後藤様 ターゲットについては、社員だけでなく、その家族も想定することに決めました。社員が会社に勤めているのも、家族の支えがあってからこそですから。社員の家族をはじめ、一般の方が見ても理解できるものを作りたかったのです。

後藤様 その上で、仕事のつながりをどう表現し、伝えるか…。なかなか答えが見いだせない状態でした。同じ会社なのに隣の部の業務も知らず、「隣は何する人ぞ」という状況を何とかしたいという想いがあり、延々と「どうする?」と議論を続けていました。そんな期間が3カ月ほども続いた時でしょうか。ある時、石塚さんにアイデアの神様が降りてきたのです。

石塚様 会社にあるさまざまな業務を知ってもらうにはどうすればいいか。しかも、誰でも簡単に理解してもらうにはどういうツールを使えば効果的なのか?。アイデア出しのフレームワークなども活用しながら考えましたが、なかなか良いアイデアが思いつかずにいたある時、子どもと出かけた本屋で閃いたのです。「そうだ、絵本だ!」と(笑)。
絵本であれば、ストーリー性を持たせてわかりやすくしたり、伝えたいことを強調するなど、写真よりもさまざまな工夫が可能です。ドコモCSの多様な業務を誰にでもわかりやすく伝えるには、絵本というツールが非常に適していると考えました。さらに絵は、手書きに温もりが感じられるものにしたい。そして写真などに写らないところまでも丁寧に伝えたいと思いました。

廣井様 石塚さんから絵本のアイデアを聞き、急に目の前が開けた気がしました。チームメンバー全員一致で、絵本の製作が決定しました。

全ての業務を網羅するこだわり
各部署と何度も打ち合わせをおこなった

廣井様 ところが、誰も絵本を作った事などありませんし、どうしたらよいのか最初は全く分かりませんでした。でも期限だけは決まっている…。途方にくれながらも日本ビジネスアートのみなさまにプロのアドバイスをいただきながら、まずは自分たちがさまざまな業務を知るために、各部署への取材をスタートさせました。

後藤様 こだわったのは、全ての業務を可能な限り網羅すること。みんながどこかで自分の業務につながっていて、「私はどこにも関係していない」という人がいないようにしたい気持ちがありました。そのために、当初は一つのストーリーでつながりを表現しようと思いましたが、全ての業務を網羅することが難しかったため、「〇〇屋さん」といった切り口でいくつかのストーリーに小分けして展開することにしました。それによって、管理部門といった裏方の業務までも網羅することができました。

廣井様 業務を「〇〇屋さん」という括りで表現する手法は、すごくしっくりきました。それからは、取材をもとに作成した原稿と絵を各部署に照会しながら進めていきましたが、そのやりとりが大変でした。各部署から、「この内容を入れたい」「この表現に変更してほしい」といった要望が多く寄せられました。大変ではありましたが、ドコモCS社員の自分たちの業務に対するプロ意識の高さを感じることができました。

廣井様 メンバーで部署ごとに担当を決めて、各部署の話をしっかりと聞きながら向き合うことで、最終的にはお互い納得のいくものを作ることができたと思います。

周年施策を通じて得た
各部署との“つながり”が財産に

廣井様 出来上がった絵本に対しては、社員のみなさまから「すごいよね、これ!大変だったでしょう」という声をよくいただきます(笑)。

小林様 一万人近くのドコモCSで働く方々にとっても、自分が働く会社へ思い入れを持つきっかけになったと思います。石塚さんのこだわりでもある手書きの絵が、温もりを感じさせて、今の時代にあっていたと思います。

瀬戸口様 社内でも、とても好評です。一体感の醸成という経営企画としても取組むべき本質的な課題解決が、周年×絵本という手法で実施され、経営陣からも高く評価されました。絵本は、会社説明会などのリクルート活動にも利用しています。

後藤様 またもう一つの大きなターゲットであった家族に対して、絵本で会社を説明することができるようになりました。私も子どもから、「あぁ、こういう会社なんだね」と理解してもらえました(笑)。

石塚様 私は周年施策のプロジェクトメンバーに、立候補しました。面白そうだし何か貰えるかなくらいの軽い気持ちで始めたら、結構大変でした(笑)。普通に業務をしていたら会わないような部門の方々と話をしたり、経営幹部の方々と直接話しをする機会もあって、このプロジェクトを通じて幅広い”つながり”ができました。周年施策に携わったこの一年で、私自身も大きく成長できたと感じています。

完成した絵本

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