情報を伝えるさまざまな媒体の中で、現在特に注目されているのが動画です。IT時代の到来とスマートフォンの普及で、あらゆるビジネスシーンで動画メディアが活用されるようになりました。
周年事業においても、メッセージを効果的に発信できる動画メディアを取り入れるケースが増えています。周年事業における動画メディアのメリットと活用方法について解説しましょう。
まず、周年事業で動画メディアがどのように活用されているかを見ていきましょう。
動画は創業者エピソードや企業の歴史を共有する目的で活用されます。創業当時の企業の様子や創業者の記憶は、年月の経過によって薄れてきます。また、事業拡大のグローバル化に伴い、海外拠点の社員との意識の隔たりが課題になっている企業も多いようです。
こうしたとき、創業者の思いや企業の歴史を動画で伝えることで、企業のDNAをひもとき、継承していくことができます。
周年事業で開催される式典やイベントの多くは、一部の社員のみ参加できる限定的なものです。そこで動画を活用すると、こうしたイベントを全社で共有できるという利点が生まれます。
また、テキスト主体の紙媒体と異なり、動画では会場の雰囲気や参加者の人となりを直接的に伝えることができます。
動画メディアで、社員参加型のコンテンツを作成するのもいいでしょう。部署や地域を越えたコミュニケーションが生まれ、社内の一体感が醸成されます。
動画コンテンツは、社外に向けた広報活動にも効果を発揮します。
周年事業では、企業イメージを変えることを目的とした施策が行われることもあります。動画による情報発信もその一つ。要点を押さえたキャッチーな言葉や印象的な映像表現を用いることで、企業イメージを強く印象づけることができます。
周年事業で活用される媒体には、大きく分けて動画・紙・WEBの3つがあります。中でも動画のメリットは、表現方法が豊富なこと。
映像はもちろん、使用する音楽や文字のデザインとその組み合わせで、コンテンツのイメージを大きく変えることができます。動画メディアの持つ豊かな表現力は、企業メッセージをより具体的に分かりやすく伝える強力なツールなのです。
また、動画は紙やWEBサイトといったテキスト主体の媒体と比べ、情報を取り入れる際に感じるストレスが小さいことも特長です。気軽に視聴できるため、パート社員や海外子会社の現地採用社員向けに活用される例もあります。
このように動画メディアを活用した情報の発信は、周年事業においても非常に効果的なのです。
<まとめ>
5Gの導入で動画メディアのメリットは今後ますます大きくなります。周年事業においては、目的や課題を明確にした上で、施策ごとに最適なメディアを活用していくようにしましょう。
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