周年コラム

いまこそチャンス!コロナの時代に取り組む周年事業とは

 

コロナ危機だからこその周年事業に取り組む

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、周年事業のイベントを1年延期し、それまでは引き続き施策の検討を行っていこうという企業が増えています。
コロナ時代といわれる今だからこそ、周年事業の本質的な目的に立ち返り、打つべき施策を考えてみましょう。
そもそもなぜ周年という節目に特別な事業に取り組む必要があるのでしょうか? 企業が新たなステージへと飛躍するきっかけになるからです。
周年事業を行うことで、企業が抱えるさまざまな課題が解決する可能性があります。
例えば企業規模がグローバルに拡大している場合、社員一人ひとりが自社の文化に対する理解を深めにくい状況が起こります。その際に効果があるのは、創業当時のエピソードや創業者の経営哲学をまとめた記念冊子・動画を制作すること。制作されたコンテンツを見ることで、創業時から変わらない企業文化を、全社員が改めて理解・共有することができます。
企業の今後を考えるきっかけとなる施策を打つのもいいでしょう。企業が今後の成長戦略やビジョンを描くに当たり、全社員のベクトルをそろえておきたい局面があります。こうしたときは「次の100年を生き残るために、我々にできることは何か」を考えるイベントを実施するといいでしょう。
周年イヤーを有効活用すれば、課題解決のチャンスを創出できます。だからこそ多くの企業に「新しい周年事業」にチャレンジしようという動きが広がっているのです。

 

 

周年事業に「現状」を生かす

創業100周年などの節目は、ただ記念すべきものではなく、企業課題を解決する転換点にもなりうることをお伝えしました。では、コロナ時代ともいうべき現状でどのような取り組みが可能なのか、具体的なアイデアを紹介しましょう。

 

 

企業の変革を目的とした取り組み

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、通常業務をオンラインに切り替える企業が増えています。このオンライン環境を活用すれば、全社に向けた施策を打つことができます。

 

ブランディング動画

ブランディング動画の制作がその一つです。動画は、豊かな表現力で分かりやすく情報を発信できる効果的なメディアです。最近では5G時代の到来で超高速・多数同時接続が可能となり、周年事業においてもその重要性が高まっています。動画コンテンツの内容は、今なら企業の強みを再認識できるものにするといいでしょう。創業時のエピソードや創業者のメッセージを通して、苦境を乗り越えるヒントを提供します。社員の一体感が醸成され、組織全体のレベルアップを図ることができます。

 

オンラインでのワークショップ

参加者が自ら考え、互いに学び合うことができるワークショップをオンライン開催するのもいいでしょう。普段の業務では、一社員が全社に向けて意見を発信できる機会はなかなかありません。問題意識や今後の取り組みについてディスカッションできるイベントは、他の社員から刺激を受け、自ら考える姿勢を育てる有意義な機会になるはずです。

 

 

若手社員に向けた取り組み

お勧めしたい施策のもう一つは、若手社員に向けたオンライン周年イベントです。入社して日が浅い新入社員にとって、オンラインでの研修や通常業務では自社に対する理解を深めにくく、ストレスを感じる場面が多いかもしれません。一方、比較的時間をつくりやすいのが在宅勤務のメリット。オンライン周年イベントは空いた時間の有効活用にもなります。

 

映像鑑賞会

ある企業の周年記念イベントとして催された映像鑑賞会を例に挙げましょう。先ほど紹介した動画と形式は同じですが、内容は自社の過去と現在を理解しやすいものにします。企業パンフレットなどと比べ、より強く感覚に訴えることができる動画コンテンツは、自社に対する理解の促進に大いに役立つはずです。さらに、動画を通して得た学びを交換できる場をオンライン上に設けることで、若手社員同士がつながり、刺激を与え合うこともできます。

 

オンライン懇親会

動画コンテンツは、社外に向けた広報活動にも効果を発揮します。

もう一つは、オンライン懇親会の開催です。交流を深めにくい状況にある新入社員のために、コミュニケーションの場を設ける取り組みです。同期と交流できるオンライン飲み会や、先輩社員との座談会など、さまざまな形での開催が考えられます。新型コロナの収束後、新入社員がスムーズに会社に溶け込むための助けにもなるでしょう。
以上、具体的な取り組みを紹介しました。ぜひ参考にしてください。

 

できることから少しずつ始めよう

本記事では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、周年事業の目的を改めて確認し、今だからこそできる具体的な取り組みを紹介しました。

企業変革のカギとなる節目に自社の歴史・文化を振り返る機会をつくることは、企業課題を解決する重要な糸口になります。

苦難の時期だからといって周年事業を縮小するより、今だからこそできる取り組みを着実に実行しましょう。

 

おすすめコンテンツ

周年事業が会社を変える!? JBAが考える周年事業とは

▶こちら

サービス紹介

▶こちら

お問い合せ

▶こちら

TOPへ